「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(来年1月24日、有明アリーナ) 挑戦者でIBF・WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)の負傷で防衛戦が12月24日から1カ月延期された王者の井上尚弥(大橋)が15日、…

 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(来年1月24日、有明アリーナ)

 挑戦者でIBF・WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)の負傷で防衛戦が12月24日から1カ月延期された王者の井上尚弥(大橋)が15日、Xに新規投稿し、次期挑戦者の有力候補であるムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に辛辣なメッセージを送った。

 アフマダリエフは14日(日本時間15日)、リカルド・エスピノザ・フランコ(メキシコ)を破り、WBA暫定王座を獲得。改めて尚弥に対戦を要求した。

 尚弥はXで、アフマダリエフのハッシュタグを付けて「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ 必要性がゼロだろ、、、戦いたいなら勝ちを『価値』キープして待っとけ!!」と一喝。「今はグッドマン戦に全力集中」とした。

 アフマダリエフは唯一の敗戦が昨年4月、マーロン・タパレス(フィリピン)に判定負けしてWBA・IBF王座を奪われた試合で、そのタパレスは昨年12月、尚弥に10回KO負けして4団体統一を許している。今回の尚弥の投稿は、アフマダリエフ唯一の泣き所を突いたかっこうだ。