「ボクシング・IBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦、東洋太平洋同級タイトルマッチ」(15日、HOS住吉SC) 元WBO世界ミニマム級王者でIBF同級7位の谷口将隆(ワタナベ)は、東洋太平洋同級王者でIBF4位のタノンサック・シムシー(タイ…
「ボクシング・IBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦、東洋太平洋同級タイトルマッチ」(15日、HOS住吉SC)
元WBO世界ミニマム級王者でIBF同級7位の谷口将隆(ワタナベ)は、東洋太平洋同級王者でIBF4位のタノンサック・シムシー(タイ)に1-2(115-113、112-116、113-115)の判定負け。世界戦線から遠のく痛い黒星を喫した。
タノンサックの保持する東洋太平洋王座が懸けられ、勝者は空位のIBF2位にランキングされることが確約されたこの戦い。谷口としては2階級制覇に向けて落とせない一戦だったが、スプリットの判定で屈した。技巧派サウスポーの谷口は序盤は切れのある左ストレートを決めていたが、タノンサックの強打を受けて防戦に回る場面が増える。11回には相手のパンチで鼻の上部をカット。最終回は激しく攻め合ったが、両者ダウンを奪うことなくフルラウンドを戦い終えた。
タノンサックは38戦37勝(33KO)1敗。谷口将隆は24戦19勝(13KO)5敗。