◆WBOアジアパシフィックミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 国本陸(KO 1回2分39秒)竹迫司登(15日、大阪・住吉スポーツセンター) 王者・国本陸(27)=六島=が、挑戦者・竹迫司登(かずと、33)=ワールドスポーツ=…
◆WBOアジアパシフィックミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 国本陸(KO 1回2分39秒)竹迫司登(15日、大阪・住吉スポーツセンター)
王者・国本陸(27)=六島=が、挑戦者・竹迫司登(かずと、33)=ワールドスポーツ=に1回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。
国本は1回、開始直後こそ竹迫のジャブを受け続けたが、残り1分あまりで、こめかみに右フックをヒットさせてダウンを奪った。立ち上がった竹迫との打撃戦を制し、連打で再び倒す。前めのりに倒れた竹迫を見て、レフェリーが試合を止めた。
国本は、竹迫が日本同級王者時代の2021年5月に挑戦も1回KO負け。今秋には賞金トーナメントの準決勝で再戦する予定だったが、大会自体が中止となり、たち消えに。だが、この日、同じ1回にリベンジを果たした。
試合後は竹迫と抱擁し、インタビューでは「竹迫さんに感謝の気持ち。強い竹迫さんに勝ってうれしい」と国本。「すぐ世界と言える階級ではない。一歩一歩進んでいきたい」とV3戦は来春、チャンピオンカーニバルの予定だ。