「パーソル パ・リーグTV」によるイベント「パテレアワード2024」が15日、都内で行われ、西武・外崎修汰内野手(32)、楽天・伊藤裕季也内野手(28)、ロッテ・鈴木昭汰投手(26)、オリックス・古田島成龍投手(25)、日本ハム・万波中正…

 「パーソル パ・リーグTV」によるイベント「パテレアワード2024」が15日、都内で行われ、西武・外崎修汰内野手(32)、楽天・伊藤裕季也内野手(28)、ロッテ・鈴木昭汰投手(26)、オリックス・古田島成龍投手(25)、日本ハム・万波中正外野手(24)とソフトバンクOBの五十嵐亮太氏(45)が出席。公式YouTubeチャンネルで公開された動画から再生数や話題になったものを「パテレアワード」として発表。万波が初代MVPに選出された。

 万波は10月13日のロッテとのCS第2戦(エスコンフィールド)で1点を負う九回裏に益田から放った起死回生の同点ソロが「コメント数大賞」、「再生数大賞」、「パテレアワード2024MVP」に、7月14日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)で周東をホームで刺したプレーが「プロが選ぶ究極プレー大賞」に選出。4冠を獲得した。

 同点ソロの動画の再生回数は170万弱。「うれしく思いますし、僕1人で10万回見ているので」と笑いを誘った。「僕自身YouTubeはコメントを見て楽しむタイプなので、それを見過ぎて次の朝起るのが辛かった」と明かした。当時を振り返って「不思議と冷静な感じで、打てなかったら終わりという気持ちではなくて、レイエスが益田さんの真っ直ぐが強くて刺さって三振だったので、初球真っ直ぐがくるなと」と話した。

 敗れたロッテの鈴木は「九回で、レイエスを打ち取った時点で勝ったわ、これでファイナルいけるわって。益田さん、調子よかったので。そしたら(万波が)すごいホームラン。ふざけんなよ、明日も試合あるやろ、って感じでした」と振り返った。