阪神OBの関本賢太郎氏、巨人OBの元木大介氏らがフジテレビで14日に放送された「ジャンクSPORTS」に出演。「プロ野球2軍はつらいよ」をテーマにトークを繰り広げた中、「高卒VS大卒問題」で議論が白熱した。 口火を切ったのは関本氏だった。…
阪神OBの関本賢太郎氏、巨人OBの元木大介氏らがフジテレビで14日に放送された「ジャンクSPORTS」に出演。「プロ野球2軍はつらいよ」をテーマにトークを繰り広げた中、「高卒VS大卒問題」で議論が白熱した。
口火を切ったのは関本氏だった。「僕が納得いかんかったのは大卒と高卒の違いなんすよ。プロ野球は年功序列なんで、大学1年生と高卒5年目が一緒になる。大卒は1年やったら下の選手がいっぱいいて卒業ってなって、高卒は5年間ずっと雑用。給料の方が向こうが上やし」と言い切ると、スタジオには笑いがわき起こった。
プロ野球には高卒からドラフトされるケースと、大学、社会人、独立リーグなどを経てプロに入ってくる選手がいる。昭和の時代から在籍年数ではなく、年齢で序列が決められてきた。それだけに高卒選手はおのずと雑用を任せられる期間が長くなり、高卒と大学、社会人を経由してくる選手では年俸も契約金の額も大きな違いが生じる。
共演者で唯一の大卒選手だった元ヤクルト監督の真中満氏が「この中で僕だけが大卒」と明かすと、元木氏ら周囲から「その言い方が大卒や!完全に高卒をバカにしている」と糾弾される場面も。真中氏は「入団1年目は申し訳ないと思いました。でも大学1年目から全部やってきてるんですよ!だから大目に見てよ」とニッコリ笑って訴えていた。
広島OBの安部氏は「洗濯物の仕分け係と首脳陣の靴磨き係。プロに入って技術を教わるかと思いきや、まず教わるのがそれ」と明かし、DeNAの前身・横浜にドラフト1位で入団した山口俊氏は「アイシング係というのがあって、アイシングをバスに積んで2度寝する」と証言。ある日、「トレーナーの仕事でしょ。やってくださいよ」と訴えると、「うるせぇ、若造が!って一喝されて終わりました。今はなくなっているみたいですけど」と明かしていた。