25年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する立大が15日、埼玉県新座市の新座キャンパスで報道陣の取材に応じた。指揮官として初の箱根路に臨む高林祐介監督は「当初は箱根のシード権を目指すところも高めの目標と感じていた。最近になっては現実的に捉えら…

 25年1月2日、3日の箱根駅伝に出場する立大が15日、埼玉県新座市の新座キャンパスで報道陣の取材に応じた。指揮官として初の箱根路に臨む高林祐介監督は「当初は箱根のシード権を目指すところも高めの目標と感じていた。最近になっては現実的に捉えられるようになってきた。しっかりと本戦ではシード権を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 昨季は予選会直前に上野裕一郎前監督解任のトラブルが発生。監督不在の中で迎えた箱根駅伝では14位だった。駒大前コーチの高林監督が4月に就任。予選会を1位通過し、全日本大学駅伝でも7位と健闘。チームは上昇気流に乗っている。挑戦者として挑む箱根路へ、指揮官は「あまり失うものはないと思うのでやっていきたい」と力を込めた。

 安藤圭佑主将(4年)は「監督不在の中でチームが始まり、苦労する場面もたくさんあった」と振り返りつつ、「新しいメソット等も取り入れてもらってチームも走力がついたし、まとまりがついてきた。かなりどん底の場面も乗り越えてきたチーム。自信を持って臨めるし、力がついたと証明できるんじゃないかと思っている」と大きくうなずいた。