大富豪としてもしられるメッツのスティーブ・コーエンオーナーが14日(日本時間15日)、自身のXに新規投稿。前ヤンキース・ソトと結んだMLB史上最大の大型契約で、チケットの売り上げが爆発的に伸びたことを明かし、ファンに感謝の思いをつづった。…

 大富豪としてもしられるメッツのスティーブ・コーエンオーナーが14日(日本時間15日)、自身のXに新規投稿。前ヤンキース・ソトと結んだMLB史上最大の大型契約で、チケットの売り上げが爆発的に伸びたことを明かし、ファンに感謝の思いをつづった。

 メッツは11日にソトとの契約を正式発表。数日前には米メディアでヤンキースらとの争奪戦にメッツが勝利したことを伝え、15年契約で総額7億6500万ドル(約1162億8000万円)の超大型契約は大きな関心を呼んだ。

 コーエンオーナーはまず「ソトの契約に反応してくれたメッツファンに感謝します」と思いをつづった。その上で「チケットの売り上げは先週と比べて今週は爆発的に伸びました。昨年のMLB観客動員数は18位でした。今年はどうなると思いますか?」と問いかけている。

 メジャーでは昨年、ドジャースが大谷翔平選手と10年総額7億ドルの大型契約を結んで話題となったが、近年はジャッジなど破格の契約を結ぶ選手が増えてきている。MLB市場では選手を広告塔としてチケット収入、広告収入などを増やすビジネスモデルが構築されており、実際に大谷の契約は波及効果を考えればお得だったとの指摘もある。

 今回、ソトを獲得してわずか1週間でチケットの売り上げが爆発的に伸びたことを明かしたメッツの総帥。今後もさまざまな波及効果があるとみられる。