「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(15日、HOS住吉SC) 前日計量が14日、大阪市内のホテルで行われ、王者の西田凌佑(六島)が53・3キロ、挑戦者のアヌチャイ・ドンスア(タイ)は53・0キロでともに一発でクリア。計量を…

 「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(15日、HOS住吉SC)

 前日計量が14日、大阪市内のホテルで行われ、王者の西田凌佑(六島)が53・3キロ、挑戦者のアヌチャイ・ドンスア(タイ)は53・0キロでともに一発でクリア。計量を終えた王者は、いつものように沙捺夫人特製のおじやなど“勝負メシ”で栄養を補給して決戦に備えた。

 今回は早めに体重を落としたこともあって減量は順調に進んだ。「ここまでは完璧に仕上がったと思う」と万全のコンディションを強調した。日本人4選手が世界4団体のベルトを独占する激戦の階級。熱望する統一戦を実現するためにも、今後に向けて結果と内容で存在感をアピールしたい。「絶対に負けられない。自分の距離でパンチを当てさせずに、最終的にはKOしたい」と初防衛を誓った。