ゼネラルリサーチ株式会社が、全国20代〜50代の男女3,000人を対象に、メンタルヘルスに関する調査を実施しました。1年でもっとも気分が落ち込む月は?それは「12月」。5月病が増える5月・6月ではなく年末でした。12月に気分が落ち込む理由・…

ゼネラルリサーチ株式会社が、全国20代〜50代の男女3,000人を対象に、メンタルヘルスに関する調査を実施しました。

1年でもっとも気分が落ち込む月は?

それは「12月」。5月病が増える5月・6月ではなく年末でした。

12月に気分が落ち込む理由

・寒いので起床時につらい(20代/男性/京都府)
・今年も終わると思うと落ち込む(20代/男性/兵庫県)
・年が終わるのが恐ろしくなる(30代/男性/北海道)
・1年が終わる漠然とした焦り(30代/女性/京都府)
・寒さと年末年始に向けて慌ただしいから(50代/女性/広島県)

12月のあとは『8月(14.5%)』『1月(13.2%)』『4月(9.7%)』『6月(9.5%)』と続きました。

腸内環境を意識している人は気分が落ち込みにくい傾向

調査の結果、腸内環境を意識している人は、意識していない人と比べて気分が落ち込みにくい傾向にあることも分かりました。

腸内環境を意識している人は、なぜ気分が落ち込みにくいのか。久手堅先生は以下のように語ります。

「腸と脳は相関関係にあると言われています。腸内環境が良いと、脳内で「幸せホルモン」といわれるセロトニンも分泌されやすく、自律神経に良い影響を与えます。一方で、腸内環境が悪いと、セロトニンが分泌されにくくなり、気分も落ち込んでしまうというわけです」(久手堅先生)

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「腸内環境のためには規則正しい食生活が大事です。食材選びもポイントです。ヨーグルトや納豆、チーズ、バナナなど、どれも腸にとって良い食材と言われています。なかでもヨーグルトは、乳酸菌が腸内最近を活性化してくれることはもちろんですが、手軽に摂取しやすく、習慣化しやすいことが利点です」(久手堅先生)

中でも、夜のヨーグルトはメンタルケアにおすすめだといいます。

「午後11時に気分が落ち込みやすい方は、夜ヨーグルトを試してみると良いでしょう。午後10時から午前2時は、腸のゴールデンタイムと呼ばれていて、腸の修復が行われています。腸のゴールデンタイムに向けて、夜にヨーグルトを食べると、乳酸菌が働き、腸内環境を整え、よい睡眠に導いてくれるでしょう」(久手堅先生)

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■調査概要:メンタルヘルスに関する調査
■調査期間:2022年8月10日(水)~2022年8月12日(金)
■調査方法:インターネット調査
■調査人数:3,000人
■調査対象:全国20代〜50代の男女
■調査主体:ゼネラルリサーチ

<Edit:編集部>