朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の23年10月に開催されたオーディションに議員バッジをつけて参加したことで、静岡県焼津市で初の政治倫理審査会にかけられた石原孝之議員が…
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の23年10月に開催されたオーディションに議員バッジをつけて参加したことで、静岡県焼津市で初の政治倫理審査会にかけられた石原孝之議員が12日、自身のインスタグラムを更新。問題が全国ニュースの番組で取り上げられたことを受けて自身の思いをつづった。
同市議はボディコンテストなどにも積極的に参加しており、23年には静岡の40代部門で優勝した実績も持つ。「動画を見て頂ければわかる通り解説の専門家の方も言ってますが、議員バッジを付けてオーディションに参加することが本当に政治倫理審査会をわざわざ開くということに値するのか 政治倫理審査会とは国会で裏金議員がその審査会にかけられるほどの重い審査会である政治倫理審査会です。私としてはそんな時間を使うのならもっと市民のために大切な議論をしなきゃいけないことがあるのではないのか。と声を大にして言いたい。議員バッジを付ける付けないは個人の判断 現状、明確な規約もないです。議員バッチを付ける場所が適切かどうか、また議員が各党議オーディションに参加することが適切かどうか 市民の方の街頭インタビューを見るとそれぞれの受け取り方や感覚があってそれはそれでいいと思います。個人的に思うのですが、果たして、普通の議員さんでいる必要はあるのでしょうか?議員にもそれぞれの得意分野や個性があって然るべき 議員以外の活動で若者に存在を知ってもらうために訴求していくことが必要な時代にきていると私は思います 様々な角度から議員以外の違う活動も積極的にやって若者に訴求していくことは必要だと思っています。なぜなら、これだけ若い世代の投票率が落ちているのだから 私のやり方はもちろんセオリーどおりの議員さんのやり方ではないかもしれません それもわかった上で行動しています」と、持論を主張。「また街頭インタビューのご年配の方が少し誤解していましたが私は暴力はまったく推奨していませんし暴力で解決しようとも思っていません」と強調し「ブレイキングダウンの特長上荒々しさはありますが、これはエンターテイメントなので、プロレスの煽り合いのような見せ物です。少し裏話を話すとカメラが回っていないところではオーディション参加の皆さん、本当に礼儀正しかったです。オーディション中、突然私を蹴ってきた子もオーディション後に『さっきは蹴ってすみませんでした。』とすぐに駆け寄ってきてました。オーディション中は台本もなく皆さんアドリブなので、ハラハラもしますが、そこがブレイキングダウンオーディションの魅力の1つでもあります オーディションの撮れ高を意識した過剰な演出になってしまうのは無理もありません」と、オーディションでの状況を明かした。
「報道を観てそれぞれの受け取り方はありますが、事実は1つ 解釈は無限大ですからね その人の見る角度や価値観で同じ物を見ていてもまったく違う捉え方はあります 表面しか見ていない人たちには本当の本質まで辿り着けません 私の投稿をいつも見てもらえてる方々はちゃんと私の行動背景や行動理由を理解してもらえてる方々が多いので有り難い いつも本当にありがとうございます 皆さんからの応援が私らしくいられる糧となります これからもあたたかく見守って頂けたら嬉しいです」と呼びかけ、26日に行われる第3回の政倫審で説明責任を果たすことを誓った。
同議員が参加したのはBD10のオーディション。人気選手のバン仲村に、福岡の喧嘩自慢、トニーが絡み、大乱闘に発展した後に、石原議員が自己紹介。「自分も昔相当ヤンチャしてました」と挨拶したところでトニーが絡み「何過去の栄光に浸ってんだよ?売名できたんなら消えろ」と蹴りを入れられたが、同議員は手を出していなかった。
SNSでは賛否が巻き起こっており、「格闘技何が悪いの?裏金より悪いのか?」、「そもそも議会に品位ってあんの?」、「プライベートだというならバッジ外して出るべき」、「別にいいじゃん 自分の好きなことして、次印象落ちて落選するのも自己責任」といった声や、ニュース番組で政倫審の審査を請求した議員が顔を出さずにインタビューに答えていたことに「批判した市議が顔隠してテレビでインタビュー受けてる方がダサい」、「政倫審に署名した市議は顔出せないのね。カッコ悪」との声も上がっていた。