日本サッカー協会は12日、今夏のパリ五輪でサッカーのU-23日本代表を率いた大岩剛氏(52)が2028年のロサンゼルス五輪でも指揮を執ることを発表した。出場選手が23歳以下となった1992年のバルセロナ大会以降では、2大会にわたっての連続…

 日本サッカー協会は12日、今夏のパリ五輪でサッカーのU-23日本代表を率いた大岩剛氏(52)が2028年のロサンゼルス五輪でも指揮を執ることを発表した。出場選手が23歳以下となった1992年のバルセロナ大会以降では、2大会にわたっての連続起用は初となる。

 パリ五輪では24歳以上のオーバーエージ枠を使わず、全選手23歳以下で臨み1次リーグを突破。準々決勝でスペインに敗れ8強で散ったが、日本サッカー協会は選手招集に制約がある状況下での手腕を高く評価した。

 この日の理事会後に取材に応じた影山技術委員長は「(ロス五輪世代の)U-19の視察なども兼ねてできるだけ早く決めたかった。難しいかじ取りになる次に向かってもう一度、力を貸してくださいというオーダーになりました」と説明した。

 また、同チームのコーチングスタッフとしてコーチに羽田憲司氏、GKコーチに佐藤洋平氏が就任することも発表された。羽田氏はU-19日本代表コーチと兼任となる。