「ボクシング・3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡) ヘビー級8回戦でロスメン・ブリトー(ベネズエラ)と対戦する但馬ミツロ(亀田)が6日、大阪・KWORLD3ジムで公開スパーリングと記者会見を行った。 但馬は…
「ボクシング・3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)
ヘビー級8回戦でロスメン・ブリトー(ベネズエラ)と対戦する但馬ミツロ(亀田)が6日、大阪・KWORLD3ジムで公開スパーリングと記者会見を行った。
但馬は「10月から1人目、11月末から今の2人目のスパーリングパートナーを海外から招聘(しょうへい)していただき、陣営には感謝しています。今までは順調に仕上がっているので、試合までスパーリングを通じて、実戦感を高めていければと思います」と仕上がりを説明。WBO世界クルーザー級5位、同インターコンチネンタル同級王者のケビン・メルフス(ノルウェー)と3ラウンドのスパーリングを披露した。
スパーリングでは、ロープ際ではコンビネーションからの左ボディーで動きを止め、右ストレートをクリーンヒットさせると一気に畳みかけるなど、終始、軽快な動きを見せた。
3月のプロ初黒星後、6月から始めたフィジカルトレーニングでの肉体改造の成果については「スパーリングで実感していることは、体自体が力強くなってパワーが付いてきていることはもちろんですが、まずはスタミナですね。自分を追い込むトレーニングができているので、スタミナ面への不安なくスパーリングができています」とパワーアップ、パワーマックス(サイクルトレーニングで心肺機能を高めるトレーニング)でのスタミナアップなどで効果を実感している。
試合に向けては「ブリトー選手は少し前まで(主要)2団体で世界ランキングに入っていた強い選手だと思いますが、自分のボクシングをして、試合を見ている皆さんにKOをお見せできればと思います」と抱負を語った。
スパーリングを見守った亀田興毅ファウンダーは「レベルの高い相手とどんどんスパーリングして実戦経験を積めば強くなれる。フィジカルの強化と並行してやっているので、どんどん強くなっていきますよ。次の試合が楽しみです」と期待を寄せていた。
大会の模様は、ABEMAで全試合無料生中継される。