西武の今井達也投手(26)が4日、埼玉・所沢の球団事務所で契約更改交渉に臨み、プロ8年目にして初の1億超えを果たした。1億円アップの年俸1億8000万円でサインし「まだ新しい給料明細が手元に来てないので実感はないですが、上がった分はサポート…

西武の今井達也投手(26)が4日、埼玉・所沢の球団事務所で契約更改交渉に臨み、プロ8年目にして初の1億超えを果たした。1億円アップの年俸1億8000万円でサインし「まだ新しい給料明細が手元に来てないので実感はないですが、上がった分はサポートしていただいたスタッフさん、妻、家族、応援してくださる方にいろいろ還元できたら」と周囲の存在に改めて感謝を口にした。

今季は2年連続2桁勝利となる10勝8敗、防御率2・34。奪三振は187個を数え、初タイトルを手にした。周囲の期待に応える活躍で大幅な増額提示を受けたが、現状に甘んじるつもりはない。後輩の平良やヤクルト村上を引き合いに「僕より年下の選手でもっと活躍してる選手がいる。まだまだ頑張らなきゃいけない」と引き締めた。

将来的なメジャー挑戦への思いはもちろんあるが「今は日本のプロ野球でまず一番を目指すことだけを考えてやってます」ときっぱり。西口監督から既に2年連続での開幕投手の指名を受けて臨む来シーズン。日本一のピッチャーを目指し、より一層結果にこだわり、進化した姿をファンの前で見せる。【平山連】