アルネ・スロット新監督が快進撃を続けるリバプールが来月1月の移籍期間に9100万ポンド、日本円にして約175億6300万円の大型補強を予定していることが明らかになったと、英サッカー・サイト『チーム・トーク』が報じた。先週のリーグ戦で王者マ…

 アルネ・スロット新監督が快進撃を続けるリバプールが来月1月の移籍期間に9100万ポンド、日本円にして約175億6300万円の大型補強を予定していることが明らかになったと、英サッカー・サイト『チーム・トーク』が報じた。先週のリーグ戦で王者マンチェスターCを相手に2-0完勝。13試合を終えた現時点で2位アーセナルに9点差をつけて早くも独走体制に入ったスロット・リバプールだが、チームの弱点補強に貪欲な姿勢を示しているという。

 また「チーム・トーク」の記事によると、スロット監督が補強を希望しているのが中盤のアンカーと左SB。そこで白羽の矢が立ったのが、Rソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)とボーンマス所属のハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(21)の2選手。スビメンディは今年の8月に獲得を狙ったが、移籍は実現できず。しかし今季の好調で獲得の可能性が上がった。

 21歳ケルケズはボーンマスでの活躍でプレミアで通用することをすでに証明。マンチェスターUも競合すると見られるが、現時点では真の強豪となりつつあるリバプールが優勢と見られている。

 スペメンディの移籍金は5100万ポンド(約98億4300万円)、そしてケルケズの移籍金は4000万ポンド(77億2000万円)と見積もられ、二人同時の補強となると、9100万ポンド(約175億6300万円)の資金が必要となるが、リバプールはスロット新監督を強力に後押しする方針。1月に弱点を埋めてさらなる飛躍を目指す。(英通信員・森 昌利)