◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(12月24日、東京・有明アリーナ) プロボクシング世界4団体スーパー…
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(12月24日、東京・有明アリーナ)
プロボクシング世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が4日、横浜市の大橋ジムで、IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)戦に向けて練習を公開した。シャドー2ラウンド、サンドバッグ打ち2ラウンドで軽快な動きをみせた。
今年3戦目となる防衛戦を前に「コンディションも落とさず、維持してここまで来られて問題ない」と状態には手応えがある。相手も無敗で陣営はポイントを取るのがうまいと見ている。「無敗には意味があると思う。グッドマン自身、勝ちに徹するボクシングがうまい」と警戒。「技術的にもKOにもこだわって、寒い日本で熱い試合をしたい」と約束した。
サウジアラビア最大のエンターテインメントフェスティバル「リヤド・シーズン(Riyadh Season)」と推定総額30億円の大型スポンサー契約を結び、2025年は「海外進出というところを自分の中でも1つ考えている」と位置付ける。日本での試合機会が少なくなることを問われると「そういう意識も少なからずある」と認め、「今回、このイブ決戦はしっかり会場で目に焼き付けてほしい」と呼びかけた。
戦績は31歳の井上が28戦全勝(25KO)、26歳のグッドマンが19戦全勝(8KO)。試合はLeminoで無料生配信される。