日本ハム郡司裕也捕手(26)が4日、北海道北広島市内の球団事務所で、今季年俸1800万円から「しっかり評価してもらい、うれしいです。3倍ほど。想像をはるかに上回ってきたのでびっくりした」とアップ提示を受け、サインした。今季は自己最多の127…

日本ハム郡司裕也捕手(26)が4日、北海道北広島市内の球団事務所で、今季年俸1800万円から「しっかり評価してもらい、うれしいです。3倍ほど。想像をはるかに上回ってきたのでびっくりした」とアップ提示を受け、サインした。

今季は自己最多の127試合に出場し495打席と規定打席もクリア。打率2割5分6厘、12本塁打、49打点と、すべてキャリアハイの数字を残し、チームのCS進出に大きく貢献した。「目に見えない部分も評価してもらった。打率、打点だけでなくチームバッティングだったり献身的な姿勢というところまで、しっかり見ていただいたなと思いました」と感謝した。

本職ではない三塁での出場を増やし、結果を出した。「今年始まったときはまさかサードで出ているとは思ってませんでしたし。なにがあるかわからないと思いました」。躍進の1年を振り返り来季へ「もう少しスケールの大きい選手に。キャッチャーの比率を増やしたいなとは伝えました」と本職での出場試合増を見据えた。

年俸アップ額で投資したい物については「日常生活がちょっとせいたくにできるのかなと。タクシー呼ぶときに、“お急ぎプラン”にしてみたり飲食店でドリンクバーを頼んでみたり…ミラノ風ドリアに半熟卵を乗せたり…そういう感じじゃないですかね」と、かわいらしい“夢”をイメージした。

25年の目標は「規定打席はクリアしたい。あとは長打率を伸ばしたい。ホームランもそうですけどOPSを・800目標。最低・750以上には持っていきたい。やっぱり野球は長打だと感じました。ホークスにしてもベイスターズにしても」。今季、進出できなかった日本シリーズを戦った2チームからも、刺激を受けていた。(金額は推定)