阪神のドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=の背番号が「28」に内定したことが3日、分かった。 球団で高卒1年目の選手が「28」を背負うのは、江夏豊以来となる。江夏氏は現在でも日本記録であるシーズン401奪三振を達成するなど、球…

 阪神のドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=の背番号が「28」に内定したことが3日、分かった。

 球団で高卒1年目の選手が「28」を背負うのは、江夏豊以来となる。江夏氏は現在でも日本記録であるシーズン401奪三振を達成するなど、球史に名を残してきた。中田良弘(デイリースポーツ評論家)、福原忍らも背負ってきたナンバーであり、今朝丸への球団の期待値の高さがわかる。

 今朝丸はドラフト指名後、背番号の希望を問われると「やっぱり18番をつけたいです」と、藤川監督も1年間つけていたエースナンバーを熱望していた。ただ、すでにドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が「18」をつけることが決まっている。

 「28」は今季まで鈴木勇斗投手(24)がつけていたが、2日に公示された保留選手名簿から外れた。この日、来季の育成契約移行が発表され、今朝丸に譲られることとなった。報徳学園では背番号1をつけたこともあり、プロでの200勝も目標に掲げている右腕。「28」を背負い、虎のエースを目指す。