バレーボール男子日本代表新監督のロラン・ティリ氏(61)が2日、オンラインで会見を開き、「日本代表と私の監督経験を掛け合わせることで飛躍できる。(28年)ロサンゼルス五輪で表彰台を目指す」と抱負を述べた。今夏のパリ五輪では8強で散ったチー…
バレーボール男子日本代表新監督のロラン・ティリ氏(61)が2日、オンラインで会見を開き、「日本代表と私の監督経験を掛け合わせることで飛躍できる。(28年)ロサンゼルス五輪で表彰台を目指す」と抱負を述べた。今夏のパリ五輪では8強で散ったチームについて「経験の差に尽きる。五輪特有のプレッシャーが広がっていた。強豪国と重圧の中で戦い、経験と勝利を重ねることで目標の表彰台が見えてくる」と展望を語った。
ティリ氏は現役時代、フランス代表アタッカーとして五輪に出場。12年から母国の男子代表監督に就任し、21年東京五輪で初の金メダルに導いた。現在は大同生命SVリーグ男子の大阪Bの監督として率いているが、今季終了で退任し、その後は代表監督に専念する。
同席した日本協会の川合俊一会長(61)は、監督選考に当たっては全会一致だったと明かし「現時点で世界最高監督が奇跡的に日本(SVリーグ)でやっていて、日本人の性格や風土に慣れている。世界でメダルを取れるチームに引き上げてくれる」と期待。「結論でいうと…バンザーイ!!という感じ」と、もろ手を挙げて歓迎した。