阪神の女子野球チーム「阪神タイガースWomen」の木戸克彦監督(63)が、大阪府旭警察署の一日署長を務めた。85年にリーグ優勝、日本一を成し遂げた正捕手から新指揮官へ助言として「球児(藤川監督)は優勝と言いますが、1年ぐらい自分のチームを…

 阪神の女子野球チーム「阪神タイガースWomen」の木戸克彦監督(63)が、大阪府旭警察署の一日署長を務めた。85年にリーグ優勝、日本一を成し遂げた正捕手から新指揮官へ助言として「球児(藤川監督)は優勝と言いますが、1年ぐらい自分のチームを作り直して。再来年ぐらいに優勝できればいい」と土台を築き上げることを求めた。

 新体制でV奪還を目指す来季。しかし、焦る必要はないとする。大切なのは再びチームを整えること。「野手もずっと同じ選手が出続けて。投手もずっと投げ続けて、疲弊していると思う。そのためにも投打にニューフェースが必要」と新戦力の台頭に期待した。

 また、連覇を逃した今季については「DeNAが日本一になったのは打線がいいから。野球は守りと思ってましたけど、点取りゲームですから。打線のいい方が活気がつく」と分析する。

 自身が指揮を執る女子野球チームも目指すのは日本一。「若返りというか転機。競争のメンバーにした」と12人が退団し、9人を新入団で迎えた。男女ともに常勝軍団になる。