オリックスはドラ6・古田島成龍は5倍増の3500万円でサイン オフシーズン突入で各球団では契約更改交渉が行われている。ヤクルトでは2日、村上宗隆内野手や球界最年長44歳の石川雅規投手らが更改。村上は来オフのメジャー挑戦を表明した。 2022…
オリックスはドラ6・古田島成龍は5倍増の3500万円でサイン
オフシーズン突入で各球団では契約更改交渉が行われている。ヤクルトでは2日、村上宗隆内野手や球界最年長44歳の石川雅規投手らが更改。村上は来オフのメジャー挑戦を表明した。
2022年オフに3年総額18億円の契約を結んでいる村上は現状維持の6億円でサイン(金額は推定、以下同)。3年契約の3年目となる来年へ向け「来シーズンは日本でやる最後のシーズンになると思います」と来オフにメジャーに挑戦することを明かした。33本塁打、86打点で2冠を獲得するも「胸を張れる数字ではなかった」と振り返り、「最後笑顔で背中を押してくれるような成績を残したい」と誓った。
石川は23年目の今季は9試合の登板で自己ワーストの1勝(4敗)、防御率4.10に終わり、減額制限を超える2750万円減の年俸4000万円でサインした。大台の200勝まであと14勝。「言霊じゃないですけど、200勝できると信じてやっている」と意欲をみせた。
26歳の広島・坂倉将吾捕手は2500万円増の年俸1億5000万円でサインした。121試合出場でチーム最多の12本塁打を放ち、打率.279、44打点だった。一塁での起用が増え、捕手としての先発出場は昨季の102試合から64試合に減った。来季は捕手でのフル出場に意欲を示した。
オリックスはドラフト6位の古田島成龍投手が5倍増となる年俸3500万円でサインした。救援で50試合に登板し防御率0.79、24ホールドと活躍した。40歳の平野佳寿投手は5500万円減の年俸1億6500万円で更改した。右肘の張りなどで登板12試合にとどまり「何もチームに貢献できなかった」と振り返った。日本通算250セーブまであと1としている。
ロッテの石川歩投手は2000万円減の年俸9000万円でサインした。今季は右肩手術により育成選手としてスタートし、6月に支配下に復帰して3勝1敗、防御率3.70だった。沢村拓一投手は39試合で1勝2敗1セーブ、防御率3.34で、現状維持の2億円でサイン。今オフに結婚したことを明かした。美馬学投手はプロ14年目で初めて勝ち星なしに終わり、減額制限(1億円超は40%)を超える1億円減の4000万円で更改した。(Full-Count編集部)