陸上女子やり投げでパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が2日、都内で行われたスポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2024」表彰式に出席し、グランプリを受賞した。 会場では、故郷の北海道旭川市の今津寛介市長が驚きのプランを3…
陸上女子やり投げでパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が2日、都内で行われたスポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2024」表彰式に出席し、グランプリを受賞した。
会場では、故郷の北海道旭川市の今津寛介市長が驚きのプランを3つぶち上げた。「北口榛花の日をつくりたい。(10月の)パレードの日か、(8月の)メダルを取った日するのか、スポーツに親しむ1日にしたいなというのがあります。花崎陸上競技場という北口さんが高校時代に汗を流した競技場がある。そちらを北口榛花記念陸上競技場にしたい。3つ目は何か記念のモニュメントをつくりたい」。旭川市を盛り上げる内容を明かした。
このプランを受け、北口は「市長さん大丈夫かな」と笑いつつ、「モニュメントを建てるなら、北口榛花ロード的なものをつくっていただいて、日本記録を更新するたびに自分の距離が分かるラインを引いていただいて、更新するたびに工事していただく、そういうものができあがった方が私的にはうれしいなって思う」と楽しげに要望した。
今後の目標は2025年に東京・国立競技場で開催される世界選手権での2連覇。67メートル38の日本記録保持者は「夢の70メートルに向けて頑張り続けたい。すぐにはいかないと思うけど、来年東京で世界陸上がありますので、たくさんの方々に現地でみてほしい。日本のみなさんの前がきっとたくさん来てくださると予想しているので、日本のみなさま方と一緒に、また君が代をきけるように頑張りたいと思っています」と意気込んだ。
バレーボール女子でパリ五輪で主将を務めた古賀紗理那さんは特別賞に選ばれた。