筑波大は2日、来季のJリーグ加入が内定しているDF沖田空(水戸)、MF角昴志郎(磐田)、MF田村蒼生(そうき、湘南)、FW半代将都(熊本)、DF福井啓太(大宮)のプロ内定者記者会見をつくば市内で行った。*  *  * 福井はU―12時代か…

 筑波大は2日、来季のJリーグ加入が内定しているDF沖田空(水戸)、MF角昴志郎(磐田)、MF田村蒼生(そうき、湘南)、FW半代将都(熊本)、DF福井啓太(大宮)のプロ内定者記者会見をつくば市内で行った。

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 福井はU―12時代から9年間を過ごした“古巣”大宮への加入が内定した。アカデミー時代、筑波大での指導者、仲間に感謝を示し「自分が憧れてきたプロサッカー選手に来年からなるにあたり、自分も憧れられるような選手になれるよう、日々努力していきたい」と力強く語った。

 4年間での成長に「対人守備のところ」を挙げた。180センチ、77キロとセンターバックとしては小柄だが、小井土正亮監督は「多くのスペックがあり、フィードやスピードも含めて、現代型センターバックとして魅力的な選手。キャプテンとして、彼の声が部を導いてくれた。彼を慕っている後輩はたくさんいる」とその才能を高く評価している。

 大宮は今季のJ3で優勝し、来季からJ2で戦うことが決まっている。10月には株式譲渡により、オーストリアの大手飲料メーカー「レッドブル」体制となることも話題を呼んだ。

 福井は「(レッドブルは)好きです。けっこう飲んでます!」と笑顔を見せつつ「より注目されると思うが、僕がやることは変わらない。プロサッカー選手として、覚悟をもってやるだけ」とキッパリ。愛する古巣を勝利に導く活躍を目指す。