「北陸艇王決戦・G1」(2日、三国) 「超」ピット離れがさく裂した。毒島誠(40)=群馬・92期・A1=は、準優勝戦10Rで、6枠から一気に飛び出して2コースを奪取。1M好旋回で見事に差し切って1着で優勝戦進出を決めた。「お客さんには申し…
「北陸艇王決戦・G1」(2日、三国)
「超」ピット離れがさく裂した。毒島誠(40)=群馬・92期・A1=は、準優勝戦10Rで、6枠から一気に飛び出して2コースを奪取。1M好旋回で見事に差し切って1着で優勝戦進出を決めた。「お客さんには申し訳ないです。ピット離れを意識したわけではなく、タイミングと角度が完璧だった」と振り返った。
4日目は厳しい状態に映った舟足は「ペラを叩き変えて修正できた」と立て直しに成功。今節序盤の状態が戻ってきた。G1通算17回目の優勝へ「普通よりちょっといいくらいでバランスが取れている感じ」と態勢は整った。あとは乗り味を求めて調整し、こん身のターンを決めてみせる。
賞金ランク2位で8年連続11回目のグランプリ出場は決めている。「リズムよく(グランプリに)行けるように頑張ります」と、3大会ぶりの三国周年制覇でさらに勢いを加速させる。「三国は妻の地元でもあるので、落ち着く感じ」と縁のある水面で気迫のレースを展開する。