元プロレスラーの小橋建太氏(57)がプロデュースする興行「Fortune Dream」の第10弾が来年4月16日に東京・後楽園ホールで開催されることが2日、同所で開かれた記者会見で発表された。 4月16日には後楽園ホールの創業記念日で、記…
元プロレスラーの小橋建太氏(57)がプロデュースする興行「Fortune Dream」の第10弾が来年4月16日に東京・後楽園ホールで開催されることが2日、同所で開かれた記者会見で発表された。
4月16日には後楽園ホールの創業記念日で、記者会見には小橋氏と、後楽園ホールを運営する株式会社東京ドームの北原義一代表取締役会長CEO(67)が出席。東京ドームは大会の主催にも名を連ねた。
例年6月に開催してきた同大会を前倒しするにあたり、小橋氏は「創業記念日に変えてまでやる意味というのは、僕と後楽園ホールとのつながりを考えたらすごく意味がある変更。話をいただいた時にすごくそういうことを感じました」と述べ、北原氏は「東京ドームの方から、創業記念日にふさわしい大会は小橋さんのFortune Dreamしかないというふうに判断してお願いして、快く受けていただいた」と経緯を説明した。
小橋氏は後楽園ホールでの思い出深い試合を聞かれると、初めて同所でメインを務めた天龍源一郎、スタン・ハンセン組-ジャンボ鶴田、小橋組や、初めてタイトルに挑戦したサムソン冬木、川田利明組-馬場、小橋組のアジアタッグ選手権試合を挙げるとともに、必殺技のバーニングハンマーを初めて出した会場でもあることに触れて「いろんなことを経験してきた会場なので、どれが一番というのは選べないが、全てが思い出のある試合」と、後楽園ホールへの思い入れを口にした。
また、記者会見の開催日とした12月2日は腎臓がんから復帰した記念日でもあり、「何か全てがつながるというか意味のあるこの日の会見だと思います」と話した。
ジャイアント馬場さんからのプロレスファンで、小学生時代から後楽園ホールで観戦してきたという北原氏は「闘志あふれる小橋さんの現役自体をほうふつさせる大会になってくれるんだろうと本当に期待している」と述べ、現役時代の小橋氏の魅力を「圧倒的なファイティングスピリットと肉体美、鍛え上げられた体、試合運びを感じておりました。ビジュアル的にも非常にハンサムでカッコいいじゃないですか。それで大ファンでありました」と熱く語った。
また、「具体的な企画は水面下で話し合いに入っている。今も別室で打ち合わせをしていたところ。10回大会にふさわしいものにしたい」と、記念大会らしい特別な企画を進めていることを明かした。
なお、大会ロゴはプロレスファン、小橋ファンとして知られ、今年の同興行では小橋氏とトークバトルを行った俳優の井浦新氏がデザイン。大会の模様は日テレG+で放送される。