◆プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE 2024 〜Road to BUDOKAN」1日、新宿FACE)観衆340 プロレスリング・ノアは1日、新宿FACEで「SUNNY VOYAGE 2024 〜Road to BUDOKAN」…

◆プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE 2024 〜Road to BUDOKAN」1日、新宿FACE)観衆340

 プロレスリング・ノアは1日、新宿FACEで「SUNNY VOYAGE 2024 〜Road to BUDOKAN」を開催した。

 対戦カードが当日発表の異例の大会で「ALL REBELLION」でGHCヘビー級王者の清宮海斗が杉浦貴と組んでジャック・モリス、ダガ with ヨシ・タツの「T2000X」と対戦。試合は、途中で清宮の知られざる私生活を暴露しまくっている小澤大嗣がGHCヘビー級選手権の調印書を手にリングサイドに出現。場外戦などで清宮を松葉づえでメッタ打ちにしグロッギーに追い込んだ。大混乱のリングは、モリスがGHCタッグ王者の杉浦を9分3秒、タイガードライバーで沈め勝利した。

 試合後、「左足立方骨骨折」で欠場を続けている小澤は、清宮を鮮やかな蹴りで倒すとワンステップでトップロープへ飛び、フェニックススプラッシュでGHC王者をKOした。衝撃の不死鳥スプラッシュに館内はどよめき、倒れ込んだ清宮の右腕をもぎ取り、ボールペンを持たせると調印書に「きよみや」とサインを書かせた。勝手に来年元日の日本武道館大会での挑戦を発表。絶対に負傷が「仮病」だったことは明白だが、足をひきずりながらリングをおりた。

 屈辱の連続に清宮はバックステージで「小澤クソ!」と激高し壁を叩き「やってくれたな。勝手なことやってくれたな。もう知らねえぞ。お前がどうなっても知らねえぞ。GHCやってやるよ!」と受諾。さらに、暴露と乱入を続ける無法男に「お前はNOAHにとってガンだ。お前のようなヤツ、徹底的に潰してやるよ。小澤、GHCやってやるよ。ただな、リング上で嘘つけねえぞ。覚悟しろ」と通告した。

 大会後、ノアのフロントトップ、武田有弘取締役が報道陣の取材に応じ、清宮の手ではあるが、小澤が明らかに勝手に書き込んだ調印書の有効性に「清宮のコメントを聞いていたのでその意向を受けた形で考えたいと思います」と明言した。

 この事態を受け1日深夜にノアは元日の日本武道館のメインイベントで清宮と小澤GHC選手権を発表した。さらに武道館の全対戦カードを発表しWWEの中邑真輔と佐々木憂流迦の一騎打ちは「ダブルメインイベント1」としてGHC選手権の前に行われる。なお新宿大会で小澤は「OZAWA」への改名を勝手に発表した。

 ◆元日日本武道館大会全対戦カード

 ▼ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合

王者・清宮海斗 VS 挑戦者・OZAWA

 ▼ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ NEW YEAR FIRST DREAM

中邑真輔 VS 佐々木憂流迦

 ▼GHCタッグ選手権試合

王者組・丸藤正道、杉浦貴 VS 挑戦者組・ジャック・モリス、X

 ▼GHCナショナル選手権試合

王者・征矢学 VS 挑戦者・マサ北宮

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分3本勝負

王者・ダガ  VS 挑戦者・Eita

 ▼第4試合・スペシャルシングルマッチ

拳王 VS 想い人

 ▼第3試合・シングルマッチ Brother vs Brother

イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS ガレノ・デル・マル

 ▼第2試合・8人タッグマッチ NEW YEAR LIMIT BREAK

潮崎豪、モハメド ヨネ、小峠篤司、大原はじめ VS 藤田和之、石川修司、遠藤哲哉、ブラックめんそーれ

 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/3WAYマッチ

王者組・HAYATA、YO―HEY VS 挑戦者組・AMAKUSA、宮脇純太 VS 挑戦者組・アレハンドロ、カイ・フジムラ

※最初に勝利したチームが、この試合の勝者。

 ▼ダークマッチ・NOAH THE RUMBLE(午後3時15分・試合開始

出場選手→小田嶋大樹、大和田侑、晴斗希、谷口周平、タダスケ、菊池悠斗ほか全13選手が出場。

 ※2名の選手の対戦から開始、60秒ごとに選手が入場し対戦に加わっていく全13選手によるランブル戦。勝敗は、フォール、ギブアップの他にトップロープ越しに場外に落ちると失格となる「オーバー・ザ・トップロープ」形式を採用。優勝者にはどのGHCタイトルにも挑戦できる権利が与えられる。