プロで活躍した選手から指導を受けながら親子で楽しむ「朝日新聞スポーツ教室」が1日、福岡県飯塚市吉北の健康の森公園グラウンドで開かれた。元阪神タイガースの桧山進次郎さんと、元サッカー日本代表の大津祐樹さんが参加して、小学生25人とその保護者…
プロで活躍した選手から指導を受けながら親子で楽しむ「朝日新聞スポーツ教室」が1日、福岡県飯塚市吉北の健康の森公園グラウンドで開かれた。元阪神タイガースの桧山進次郎さんと、元サッカー日本代表の大津祐樹さんが参加して、小学生25人とその保護者らと一緒にボールを追った。
来年の朝日新聞西部本社発刊90周年を記念したイベントの一つ。サッカーのドリブル練習では、大津さんが「優しいタッチで細かく細かくボールに触れながら運んで」とアドバイス。桧山さんも阪神のユニホーム姿で挑戦し、試合にも参加した。
野球はキャッチボールから始め、桧山さんが、投球時は踏み出す足を相手に向けることや「ボールを卵と思ってそっと捕る」ように指導した。
市内の小学2年生、原幸汰くん(8)は、アビスパ福岡のサッカースクールに通っているが、野球は初体験。何度かボールを捕り損ねて悔しそうな声をあげ、苦笑いを見せた。「『卵』をたくさん割っちゃったけど、楽しかった」。桧山さんは「どんな競技でもスポーツの楽しさ、体を動かす楽しさに気付いてもらえたらうれしい」と話した。(岩田誠司)