MLB公式は1日(日本時間2日)、今季の「TOP100PLAYS」の80位から71位までを紹介。71位にドジャース・大谷翔平選手がポストシーズンの流れを変えた絶叫の一撃がランクインした。 10月5日のナ・リーグ地区シリーズ、パドレスとの第…
MLB公式は1日(日本時間2日)、今季の「TOP100PLAYS」の80位から71位までを紹介。71位にドジャース・大谷翔平選手がポストシーズンの流れを変えた絶叫の一撃がランクインした。
10月5日のナ・リーグ地区シリーズ、パドレスとの第1戦。大谷は3点を追う二回の第2打席でポストシーズン1号となる同点3ランを放った。強烈なMVPコールがスタンドでわき起こる中、直前の3球目が右膝付近への自打球となり、痛みに苦悶の表情を浮かべた。
タイムを取って痛みを和らげた4球目、高めのボールを豪快にフルスイング。完璧に捉えた打球は右翼席へ弾丸ライナーで伸び、大谷はバットを豪快に放り投げて絶叫。悠然と一塁へ走り出した。
今季、ノーヒットノーランを達成したパドレス・シースからの一撃。「球界の中でも素晴らしいトップクラスの投手から打てたことがうれしかった。自分にとってすごく自信になる。特別だった」と振り返り、チームの逆転先勝へ大きく貢献した。
この後、チームはワールドシリーズ制覇へと駆け上がった。ポストシーズン初戦でビハインドの状況から一気に流れを変えた一発だった。
今回、MLB公式の企画は今シーズンのベストプレーをランキング化して紹介していくもので、70位から61位は2日以降に発表される。ただ今回の大谷の一撃に米ファンは「こんな順位?」「もう少し高くてもいいんじゃないか?」といった指摘に加え、「大谷のバットフリップはレジェンドだ」「大谷のトップ100を作るのがいいかも」の声も上がっていた。