「三井ゴールデン・グラブ賞・表彰式」(28日、都内ホテル) 自身4年連続4度目のゴールデン・グラブ受賞となった、楽天・辰己涼介外野手(27)がド派手な姿で会場を沸かせた。 辰己の名前が呼ばれると、どよめきが起こった。上下金の衣装に加え、顔…
「三井ゴールデン・グラブ賞・表彰式」(28日、都内ホテル)
自身4年連続4度目のゴールデン・グラブ受賞となった、楽天・辰己涼介外野手(27)がド派手な姿で会場を沸かせた。
辰己の名前が呼ばれると、どよめきが起こった。上下金の衣装に加え、顔、手、髪まで金一色に。テーマは「三井ゴールデン・グラブ賞」。約1時間かけた特殊メークで、自らを“ゴールデン”に染め上げた。
有言実行となった。2年前の表彰式では金のジャケットで登場。その際に、翌年は上下金で登壇すると宣言したが、実際は純白のジャケットだった。「2年前に上下ゴールドで来ますって約束したので。吐いた言葉は責任を持ってやることが僕の流儀」と1年遅れで、完全金スタイルにした。
自身の姿は鏡で確認し「何しても似合うなと思います」と自画自賛。26日のNPBアワードでも、3種類の衣装を着て場を盛り上げており、「個人的にちょっと堅苦しいなって印象がある。来年は全員金にしてもらって」と笑いを誘った。また、ともに4年連続での受賞となった尊敬する社高の先輩、阪神・近本の反応には「絶句って感じです」と振り返った。
今季はプロ野球記録を76年ぶりに更新する、397刺殺をマーク。「衣装とは打って変わって堅実な守備が売りなんで」と自信は誰よりもある。来季の衣装構想については「答え合わせはまた来年。楽しみにしておいてください。ネタはもうないです」と真顔で語った。