柔道男子66キロ級でパリ五輪で2連覇を飾った阿部一二三、妹で女子52キロ級代表の詩(ともにパーク24)が28日、東京・新宿区で「東京ナイトタイムプロジェクト 西新宿イルミネーションマーケット」点灯式に出席した。2人がスイッチを押すと、約2…
柔道男子66キロ級でパリ五輪で2連覇を飾った阿部一二三、妹で女子52キロ級代表の詩(ともにパーク24)が28日、東京・新宿区で「東京ナイトタイムプロジェクト 西新宿イルミネーションマーケット」点灯式に出席した。2人がスイッチを押すと、約20万個の電球が輝き、詩は「キラキラした気分になった。今年は夏の思い出がすごく濃かったけど、冬が来たんだなと感じられた」と感激していた。
イルミネーションは来年1月13日まで点灯する。季節に合わせてクリスマスの思い出を聞かれた一二三は「何してたかなって思い出すと、合宿ばかりしていた。クリスマスは絶対合宿があったので、練習していた」と苦笑い。詩も「練習ばかりしていた日々だったので。昔、家族で行ったイルミネーションぐらいですね」と、地元の神戸ルミナリエに出かけた記憶を思い返していた。
今夏のパリ五輪で一二三は2連覇を果たした。2025年を「覇」の一文字で表現し、「ずっと目標だったことを達成できた」と胸を張った。詩は五輪連覇を逃し「悔しい以上にいろんな感情があったけど、目標にしていたことが達成できなかった。人生で一番悔しい年になった。(28年)ロス五輪の舞台で必ず金メダルを取れるように1年1年強くなって、進化していく」と誓った。