バスケットボール男子米プロNBAのグリズリーズなどで6季プレーした渡辺雄太(千葉J)が28日、都内で対応し、米プロNBAの八村塁(レーカーズ)と、日本バスケットボール協会(JBA)の間で起こっている問題について「悪者は1人もいない」などと…
バスケットボール男子米プロNBAのグリズリーズなどで6季プレーした渡辺雄太(千葉J)が28日、都内で対応し、米プロNBAの八村塁(レーカーズ)と、日本バスケットボール協会(JBA)の間で起こっている問題について「悪者は1人もいない」などと約15分間語り、私見を交えながら、「きっかけ」として23年W杯後のホーバス監督の発言を巡るすれ違いなど事の発端、騒動によりホーバス監督は現在、精神的に疲弊していることなどを明かした。
渡辺は同日夜にはマネジャーが管理しているXにコメントを投稿。「最近の件についてコメントさせてもらいましたが、改めて僕はルイと敵対してるわけでもなんでもないです。いろんなチームでプレーした経験上ですが、ロスターの選手全員がコーチを好きというチームにはまだ出会った事ありません。いろんな意見がチーム内であるからこそ、成長していける物だと思ってますし、意見が違うから見えてくる物もたくさんあります。ただ共通している事は全員が日本代表を強くしたいと思ってる事です。今はそれだけで十分です。目の前の問題にちゃんと向き合いながら成長した日本代表をみなさんにお見せする事ができたらなと思います。僕がトムをサポートしてる発言をした事で、チームメイトであるルイを見捨てたと思われた方がもしいらっしゃったら、それは事実と全く異なるので、ここで否定させていただきます」と、思いを綴った。
その上で「結局何が言いたいかと言うと、比江島慎は代表引退しちゃだめなんです。引退ダメ絶対」と先日のアジア杯予選で代表に区切りをつける意向を示している比江島慎をイジり、「なんかいろいろ雰囲気重いので、最後チョケました すいません。またなんかあればXに戻ってきます。さよなら」と、バスケ界に漂う重たい空気を少し和ませて締めくくった。