「北陸艇王決戦・G1」(28日、三国) 地元の西橋奈未(28)=福井・119期・A1=が初日から好走した。3コースまくり含む2、1着発進。男子顔負けの豪快ターンで抜群の存在感を示した。 一切の迷いがなかった。初日10R、コンマ13のSから…
「北陸艇王決戦・G1」(28日、三国)
地元の西橋奈未(28)=福井・119期・A1=が初日から好走した。3コースまくり含む2、1着発進。男子顔負けの豪快ターンで抜群の存在感を示した。
一切の迷いがなかった。初日10R、コンマ13のSから狙い澄ました会心のターンが決まった。内側の永井、磯部に引き波を浴びせ、バックで一気に突き抜ける。「決め打ちでいった。三国のこの風はこういう勝ち方をしてきたので。経験を出せた」と地元の利を存分に生かした。
前半5Rは5コースから2着に入り、2走2連対。「成績はいいけど、安心して乗れるような感じではない。ペラだけだとそろそろ限界だと思うので、整備でリング交換も考えたい」と上積みに意欲を燃やした。見据えるは2013年の平山智加(香川)以来、1988年のグレードレース制導入後では女子選手史上3人目の男女混合G1制覇。西橋が集中力を研ぎ澄ませ、2日目の戦いに挑む。