オンワード樫山社が展開するレディースブランド「23区」が28日、都内で「遊勤コーデ」ランウェイ発表会を開催し、モデルに起用された柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実(32)=SBC湘南美容クリニック=ら4人が出席した。ダウンジャケットを着…

 オンワード樫山社が展開するレディースブランド「23区」が28日、都内で「遊勤コーデ」ランウェイ発表会を開催し、モデルに起用された柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実(32)=SBC湘南美容クリニック=ら4人が出席した。ダウンジャケットを着て慣れないランウェイにも登場したが、角田は「いつも歩き方が柔道家って言われるので、それを気をつけながら歩いたつもりだが、やっぱりどうしても柔道家らしい歩き方になってしまったかな」と照れ笑いした。

 角田は今回初めてモデルのオファーを受けてから、実戦の予定はしばらくないものの、太らないように気をつけていたという。割れた腹筋などでもバズっている柔道女王だが、普段のファッションの悩みについては「ウエストは細めではあるが、肩幅がその分でかいので、逆三角形になってしまう(笑)。なので、それを服装で隠したい」と明かした。

 今夏31歳11カ月にして初めて五輪に出場し、悲願の金メダルに輝いた。今年を表す漢字一字に「夢」を選び、「夢に見ていた五輪で金メダルを取ることができたのが一番だが、五輪に内定してからは1年間、つらい夢ばかり見て、朝疲れて起きたりしていた。夢に左右された1年間だった」と実感を込めて振り返った。

 また、来月のクリスマスの話題となり、女性司会者から「クリスマスデートなどはいかがでしょうか?」と振られると、「行きたかったが、予定がない(笑)。たぶん、もうクリスマスの予定(が入ること)はないので、仕事を入れようかなと思ってます」と嘆き笑い。同席した高木菜那さん(32)から「じゃあ一緒に(遊びに)行きます?」と誘われると、「仕事を終わらせて、夜ご飯に行って、そのまま(出勤にも遊びにも使える)遊勤コーデで出たら最高ですね」と、必殺のともえ投げからの腕ひしぎ十字固めよろしく華麗な流れで締めくくっていた。