ロッテ・中村奨吾内野手が28日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億円でサインした。来季が4年契約の3年目となる。(金額は推定) 今季は、二塁から三塁へコンバート。120試合に出場し、88安打、4本塁打、27打点…

 ロッテ・中村奨吾内野手が28日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億円でサインした。来季が4年契約の3年目となる。(金額は推定)

 今季は、二塁から三塁へコンバート。120試合に出場し、88安打、4本塁打、27打点、打率・234だった。「課題しか残らなかった1年。去年もそうですし、成績がなかなか出ない2年でしたけど、そのなかで試行錯誤しながらコーチと考えてアドバイスをもらいながらやったり、自分でも考えながらやった。苦しい時期のほうが長かったですけど、勉強になったこと気づいたことも多かった」と振り返った。

 来季に向けては「監督にセカンドで勝負したいとは伝えさせていただきました」と、二塁へ再転向し勝負したい考えを明かした。「(二塁への)こだわりは1年間サードやらせてもらって、より強くなった。今のチーム状況でレギュラーといえる選手はいないと思うので、もう一回、自分にプレッシャーかけながら勝負するためにもセカンドでやりたいとは伝えさせていただきました」と説明した。

 二塁には藤岡、小川らライバルも多いが、「1年間内野で出てたのはソトだけ。みんなの勝負だと思うので、1からアピールしてレギュラーとる気持ちではないですね、レギュラーを狙ってやっていきたいと思います」。3度、ゴールデン・グラブ賞を獲得したポジションでのさらなる活躍を誓った。