日本ハムの清水優心捕手(28)が28日、北海道北広島市の球団事務所で契約を更改した。今季の推定2700万円から「ダウンです。まあ、10何%ですかね」と話した。 プロ入り10年目の今季、田宮の台頭もあり出場試合数が激減。1軍常連となった3年…

 日本ハムの清水優心捕手(28)が28日、北海道北広島市の球団事務所で契約を更改した。今季の推定2700万円から「ダウンです。まあ、10何%ですかね」と話した。

 プロ入り10年目の今季、田宮の台頭もあり出場試合数が激減。1軍常連となった3年目以降でワーストの12試合出場にとどまった。そんな1年を「2軍ではありましたが、波が少なく、結果を出せた。これを来季に生かすのは大事。鎌ケ谷は暑くてしんどくて。でも、気持ちを切らさず1日1日を過ごせた。人間的にも成長できた」と1年を振り返った。

 来季は金言を胸に戦う。今春の名護キャンプ中に、元阪神監督の矢野燿大氏から声を掛けられた。「キャッチャーはこっからやからな。俺も30歳からガッっていけたから、キャッチャーはどんどん年取ってからがほんまに生きるというか、伸びてくるから、ここからやで」-。

 言葉を受けて、「矢野さんも30歳からレギュラーを取ったという話もしていたので、より一層やろうっていう気持ちにはなりました」と言う。このオフには初めて新たなジムと契約し、トレーニング方法を一から見直すなど、新たな可能性を探る。矢野氏の言葉に「まだまだ伸びしろもあるんだなと思ったので。どんどんこのシーズン新しいことにチャレンジしていきたい」と飛躍を誓った。