今季はマーリンズなどでプレーしたリリーフ右腕エマニュエル・ラミレス投手が西武と1年130万ドル(約1億9600万円)で合意した、と27日(日本時間28日)、エドウィン・ヘルナンデスJr.記者が自身のXで伝えた。 同記者によると、ラミレスに…

 今季はマーリンズなどでプレーしたリリーフ右腕エマニュエル・ラミレス投手が西武と1年130万ドル(約1億9600万円)で合意した、と27日(日本時間28日)、エドウィン・ヘルナンデスJr.記者が自身のXで伝えた。

 同記者によると、ラミレスには西武のほか、阪神、日本ハム、オリックスの4球団も条件提示。争奪戦だったことを示唆した。

 ドミニカ共和国出身、来年7月で31歳になるラミレスはパドレスやヤンキースなどのマイナー球団を渡り歩き、プロ12年目の今年4月にマーリンズでメジャーデビュー。リリーフで15試合に登板し、0勝1敗、防御率6・97の成績を残した後、9月にメジャー40枠から外され、ブルージェイズへ移籍。しかし、メジャーに昇格できないまま、今月上旬に契約を解除され、FAになっていた。

 マーリンズ傘下3Aでは抑えとして起用され、30登板、4勝2敗10セーブ、防御率3・76だった。

 身長188センチ、体重86キロ。7月28日の試合で最速156キロをマークしたフォーシームが配球の半分を占め、平均135キロ台のスプリットと125キロのスライダーの変化球がある。