スネルは5年1億8200万ドルでドジャース入りと報道 大谷翔平投手は昨年12月、ドジャースとスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1066億円)で契約を結んだ。1年目から世界一を成し遂げたが、このオフもチームは積極補強を展開。26日(日…

スネルは5年1億8200万ドルでドジャース入りと報道

 大谷翔平投手は昨年12月、ドジャースとスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1066億円)で契約を結んだ。1年目から世界一を成し遂げたが、このオフもチームは積極補強を展開。26日(日本時間27日)、サイ・ヤング賞2回のブレイク・スネル投手と5年1億8200万ドル(約277億円)で契約に合意したと報じられた。そして改めて、大谷の“異例”の契約体系に地元記者は感謝と驚きを届けている。

 スネルとの合意報道を受け、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニは自身の年俸の97%を後払いにすることで、オオタニがLAにいる10年間、ドジャースが積極的に戦力を補強できるようになった」と綴った。

 大谷は10年の契約期間中はわずか年俸200万ドル(約3億円)でプレーする。大谷サイドから球団に提案したもので、入団会見では「自分が今受け取れる金額を我慢してペイロールに柔軟性を持たせられるのであれば、そこは全然後払いでいいですというのが(話の)初めですかね」と語っていた。

 カラムス記者は続けて「1年目でワールドシリーズ制覇を果たした後、ドジャースはサイ・ヤング賞2度のブレイク・スネルを獲得している。ドジャースは、オオタニとの約束を着実に果たしている」とし、今回のスネルの補強は大谷の後払いのおかげ、そして勝つための補強を望む大谷と“有言実行”を果たしたと締めくくった。

 ドジャースはこのオフ、テオスカー・ヘルナンデス外野手をはじめ投打の主力がFAとなっている。一方でヤンキースからFAとなった26歳の天才打者、フアン・ソト外野手に正式オファーを提示したと報じられた中、“まずは”先発陣に大物を補強した形となった。(Full-Count編集部)