「カーリング・KIOTIナショナル」(27日、セントジョンズ) 世界最高峰・グランドスラム大会の1つ「ナショナル」の1次リーグが行われ、平昌、北京五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレはフォルティウスと日本勢対決に臨み、6-3で快勝。24年…

 「カーリング・KIOTIナショナル」(27日、セントジョンズ)

 世界最高峰・グランドスラム大会の1つ「ナショナル」の1次リーグが行われ、平昌、北京五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレはフォルティウスと日本勢対決に臨み、6-3で快勝。24年最後のグランドスラム大会で開幕2連勝を飾った。

 ロコ・ソラーレはスキップ藤沢五月、サード吉田知那美の要所でのショットが好調で、第1エンドで1点を奪うと、第2エンドは不利な先攻で相手にプレッシャーをかけて、2点スチールに成功した。その後、1点ずつを奪い、迎えた第5エンドに再び1点をスチールした。

 第6エンドにフォルティウスのスキップ吉村紗也香が最終投で鮮やかなトリプルテークアウトを決めて2点を奪い返したが、ロコ・ソラーレは第7エンドに1点を奪うと、3点リードで迎えた最終エンドはしっかり凌ぎきった。

 セカンドの鈴木夕湖は「日本のチームということもあったが、自分たちのショットに集中して頑張りました。前半の入りからシンプルに丁寧に決めることができて、いい形を作れた。2戦で得られた情報をいかして、さらにいいパフォーマンスできれば」と、振り返った。

 28日の第3戦ではスイスのチームティリンツォーニと対戦する。