アメリカンフットボールの関西学生1部リーグで6連覇中の関学大が27日、全日本大学選手権準決勝・法大戦(30日・えどりく)を前に、西宮市内の同大学グラウンドで記者会見&公開練習を行った。 昨年の決勝・甲子園ボウル(関学大61―21法大)とは…
アメリカンフットボールの関西学生1部リーグで6連覇中の関学大が27日、全日本大学選手権準決勝・法大戦(30日・えどりく)を前に、西宮市内の同大学グラウンドで記者会見&公開練習を行った。
昨年の決勝・甲子園ボウル(関学大61―21法大)とは同一カードとなる一戦。その試合にスタメン出場していたLB永井励主将(4年)は、「法政大学さんはサイズもあるし、プレースピードも速い」と相手の印象を語った。その中で、「走らせたら止まらないスピードが彼の持ち味」と、RB広瀬太洋(4年)の推進力を警戒。「独走させたら、なかなか追いつけない部分は出てくると思う。彼を自由にさせない(ことが重要)」と自らに言い聞かせた。
「下級生には思い切りプレーしてもらいたいと思うし、同じように4年生も(下級生を)引っ張ってもらいたい」と主将。「それを1試合ずつ積み重ねて、甲子園で最高の景色が見られれば」と、前人未到の甲子園ボウル7連覇まで突き進む。
その他、会見出席選手・コーチのコメントは以下の通り。
OL近藤剣之介(4年)「チームの勝利のきっかけが、オフェンスラインが一番だったという取り組みをしたい。大学2、3年とあまりオフェンスで勝てた試合ができていないので、4年の集大成として残り2戦でそれが実現できたらいい」
WR百田(ももた)真梧(2年)「僕はそんなに派手なプレーをするタイプではない。1つのブロックだったり、キャッチだったりをしっかりしようと思う」
梅本裕之オフェンスコーチ「なんと言っても4年生が非常に多いので、(RBの)伊丹(翔栄)とか、オフェンスラインの4年生を中心にボールを進めていくことが大事」