立ち技打撃格闘技KNOCK OUT(ノックアウト)は27日、今年を締めくくるビッグマッチ「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、横浜武道館)に向けた追加対戦カード発表会見を都内で開催。KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王…
立ち技打撃格闘技KNOCK OUT(ノックアウト)は27日、今年を締めくくるビッグマッチ「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、横浜武道館)に向けた追加対戦カード発表会見を都内で開催。KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝2試合の対戦カードが、当初の予定から変更された。
もともと久井大夢(TEAM TAIMU)VS下地奏人(RIOT GYM)、ピッチ・ソムパッツ(カンボジア)VSロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)の2試合だった。だがピッチ陣営から「公平に抽選で決めてほしい」という強い要望が出たため、この日の会見でくじ引きがおこなわれ、次の対戦カードが決まった。
▼KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝3分3R延長1R
下地奏人 VS ロムイーサン・TIGER REON
久井大夢 VS ピッチ・ソムパッツ
KNOCK OUT山口元気代表はもともとのカードを組んだ理由ついて言及しながら「やっぱりタイ対カンボジアって熱いんですよ。すごい注目されて視聴も増えるし。あとはやはり日本人が決勝に残ってほしいという。日本の60キロのどっちが強いかと、タイとカンボジアどっちが強いかで(準決勝を戦って)決勝を迎えられたら一番いい形かなと思ってたんですけど。予想外にカンボジアの人たちがナーバスで猛攻撃されたので(苦笑)。それじゃあ抽選でやりましょうということになりました」と話した。
ただ、この日はそれに加えてオンラインで会見に加わったピッチ陣営(通訳含む)の“天然ぶり”に会見が振り回され続けた。
日本からの音声がカンボジアにどのように届いているのかいまひとつはっきりせず、日本メディアからの「なぜ今回くじ引きじゃないといけなかったのですか」「久井選手があなたにリベンジして倒すと言ってますけど」といった質問は完全にスルーされた。代わりにピッチ陣営から「グローブはオープンフィンガーですか?」という、当然説明済みであろうルールについての逆質問が飛び、これには会見場の全員から笑い声が漏れた。
さらにピッチ陣営から「最初の試合に勝ったら、いくらもらえるんですか?」との問いもあり、これには会見場は大爆笑。山口代表が「それは会見で話すことじゃないと思うので(苦笑)、後で質問してください」と答えて質疑応答は終了となった。