男子プロゴルフツアーの最終戦メジャー、日本シリーズJTカップが28日から4日間、東京・稲城市の東京よみうりCC(7002ヤード、パー70)で行われる。 27日にはプロアマ競技が行われ、出場選手らは本番に向けて最終調整を行った。 今大会から…
男子プロゴルフツアーの最終戦メジャー、日本シリーズJTカップが28日から4日間、東京・稲城市の東京よみうりCC(7002ヤード、パー70)で行われる。
27日にはプロアマ競技が行われ、出場選手らは本番に向けて最終調整を行った。
今大会から6番パー5が改修された。グリーンを昨年より手前に新設し、22ヤード短い519ヤード。距離は短縮になるが、傾斜と起伏がきつい新グリーンは、左にはバンカー、右側にはグラスバンカーが待ち受ける。
これに2015、19年大会優勝の石川遼(33)=カシオ=は「好きなホール。東京よみうりを象徴するようなホールだった。(昨年までの)あのグリーンをプレーすることは一生ないんだなと。これから(初めて)出場する選手は知らずに…と思うとジェネレーションギャップを感じる」と苦笑いした。
今大会では賞金ランク1~6位までが賞金王獲得の可能性がある。現在ランク6位の石川は優勝が絶対条件で、さらに現在ランク1位の平田憲聖(24)=エレコム=が単独2位以外、もしく3位以下の場合のみという厳しい現状。しかし「だからこそ、雑念、邪念入ることなくできる」ときっぱり。「シンプルに自分の力がどこまで及ぶか」と前だけを向いて今季最終戦に臨む。