巨人の大城卓三捕手(31)が27日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億3000万円から、3000万増の1億6000万円で更改した。(金額は推定) 選手会長としてスタートしたプロ7年目の今季は序盤、打撃不振に苦しみ5…
巨人の大城卓三捕手(31)が27日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億3000万円から、3000万増の1億6000万円で更改した。(金額は推定)
選手会長としてスタートしたプロ7年目の今季は序盤、打撃不振に苦しみ5月にリフレッシュで2軍再調整を経験した。同月31日に再登録されると、以降は右肩上がりに打撃も復調。小林、岸田と併用でマスクをかぶりながら、中盤以降は3年ぶりに一塁の守備にも就くなど出場機会を増やした。
既に、今年9月に取得した国内フリーエージェント権(FA)を行使せず残留することを表明。決断に至った理由について「やはりこのチーム、ジャイアンツでもう一回、戦いたいと素直に思いました。チームメートといい景色を見たい。頂点に立ちたい。なによりこのチームでプレーしたいと強く思った」と明かした。
来季のレギュラー定着が期待される一方、球団はソフトバンクから国内フリーエージェント権(FA)を行使した甲斐拓也捕手(32)の獲得を目指している。「もちろん毎年、そうですけど競争の世界。そこは毎年変わらない。しっかりアピールして1年間、頑張りたいと思います」と前を向いた。