広島の栗林良吏投手(28)が27日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4500万増の1億600万でサインした。入団から4年連続の昇給となった中、球団に「サードユニホームをつくってほしい」と要望した。(金額は推定) 交渉後…
広島の栗林良吏投手(28)が27日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4500万増の1億600万でサインした。入団から4年連続の昇給となった中、球団に「サードユニホームをつくってほしい」と要望した。(金額は推定)
交渉後に会見に臨んだ右腕は金額について「たくさん上げてもらいました」と笑顔。続けて、「自分からは他球団がいろんなサードユニホームを出しているので、うらやましいのが一番ですし、相手チームも楽しそうに見えて、一体になっているように見える。ファンの皆さまも喜ぶと思うので、サードユニホームをお願いしました」と球団に要望したことを明かした。
広島は直近2年間で特別ユニホームを製作していない。以前は毎年のように着用されていた中、「ここ2年ぐらい(カープに)サードユニホームがないので、もう一回着たいなと。ファンのみなさんとそれを着て、野球をして勝てたらいいのかなと思う」と共闘ムードを高めるアイテムと感じ取っている。
4年目の今季はクローザーとして自己最多となる60試合に登板し、0勝6敗38セーブ、防御率1・96の成績を残した。38セーブは球団歴代最多。5月26日・DeNA戦で馬原孝浩に並ぶ日本人最速タイの178試合目で通算100セーブに到達する快挙を成し遂げた。
ただ、守護神として6敗という数字に目を向け、「セーブ数はチームの皆さんのおかげですし、キャリアハイになりましたけど、うれしくはない。負けの数を反省しないといけないなと思います」と表情を引き締めた。
シーズン終了後には右肘関節手術を受けた。新井監督は右腕の復帰時期について、「(来季の)開幕には間に合うということなので」と見通しを示している。
◆広島の主な限定ユニホーム
・2021年 「バリバリバリユニホーム」(背番号の下に力強い拳をデザイン)
・2021年 「広島東洋カープ×サンフレッチェ広島 共同ユニホーム」(紫地のデザイン)
・2019年 「ドッカンカープユニホーム」(紺地に赤のロゴ。ラッパーのイラスト)
・2018年 「℃℃℃ユニホーム」(紺地に赤のロゴと袖)
・2017年 「カ舞吼!ユニホーム」(上田宗箇が大坂夏の陣で着用した陣羽織をモチーフ)
・2017年 「黒田博樹特別試合ユニホーム」(黒田氏が入団した当時のユニホームがモチーフ)
・2016年 「真赤激ユニホーム」(赤地に緑色のロゴ、左胸付近には唐辛子の刺しゅう)
・2015年 「常昇魂ユニホーム」(赤地に白のストライプ柄)
・2015年 「ビースナイター 特別ユニホーム」(全選手背番号86、胸にPEACEの文字)
・2014年 「赤道直火ユニホーム」(上下赤地で黒のロゴ)
・2013年 「デニム柄ユニホーム」(上下ブルーデニム柄)
・2012年 「レジェンドユニホームシリーズ・2012」(1975年ビジター用復刻版)
・2010年 「オールドユニホームシリーズ2010」(1989年~95年ホーム用復刻版)