パリ・パラリンピックのゴールボール競技に出場した男女4選手が25日、母校の埼玉県立特別支援学校「塙保己一学園」(埼玉県川越市)を訪れ、金メダルの獲得などを報告した。100人ほどの生徒らが出迎え、先輩の活躍をたたえた。 ゴールボールは、目隠…
パリ・パラリンピックのゴールボール競技に出場した男女4選手が25日、母校の埼玉県立特別支援学校「塙保己一学園」(埼玉県川越市)を訪れ、金メダルの獲得などを報告した。100人ほどの生徒らが出迎え、先輩の活躍をたたえた。
ゴールボールは、目隠しをした選手が鈴の入ったボールを投げ合う競技。同校を卒業した金子和也、佐野優人両選手がプレーした男子チームは金メダルを獲得し、萩原紀佳、新井みなみ両選手が出場した女子チームは6位に入った。
金子選手は「夢をかなえることができてうれしい」、佐野選手は「未来の選手を待っています」と笑顔で報告した。萩原選手と新井選手は4年後の「頂点」を誓った。
選手が守るゴールに向けて在校生がボールを投げたり、金メダルにさわってもらったりする時間も設けられた。「やっぱりすごい」「メダルは大きくて重い」。生徒たちからは感嘆の声が上がっていた。(永沼仁)