阪神の石井大智投手(27)が26日、鳴尾浜で練習を行い、今オフは「変わらない勇気」をテーマに掲げた。昨オフはフォーム修正や新球種などに着手。その結果、春季キャンプやオープン戦は苦しんだため「継続して、大きく変えずにやっていこう」と今のフォ…

 阪神の石井大智投手(27)が26日、鳴尾浜で練習を行い、今オフは「変わらない勇気」をテーマに掲げた。昨オフはフォーム修正や新球種などに着手。その結果、春季キャンプやオープン戦は苦しんだため「継続して、大きく変えずにやっていこう」と今のフォームと球種に磨きをかける。

 そのための準備にも抜かりはない。12月には昨年とは違う施設で体や投球の測定を行い、長所と短所をあぶり出す。「トレーニングやエクササイズとかも教えてもらう」と主にコンディション維持に役立てる構えだ。

 今季は56試合の登板とフル回転。「来年は一番難しい年になると思う」と自覚している。「繊細になりすぎるのも良くないですけど、気にかけながらケアやトレーニングをする」。来季のさらなる飛躍に向け、オフは頭をフル回転させている。