「NPB AWARDS 2024」(26日、グランドプリンスホテル新高輪) 本塁打王と打点王、ベストナインを獲得したヤクルト・村上宗隆内野手(24)が、「NPB AWARDS」の表彰式に出席。来季、日本ではラストシーズンが濃厚な“2冠”が…
「NPB AWARDS 2024」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
本塁打王と打点王、ベストナインを獲得したヤクルト・村上宗隆内野手(24)が、「NPB AWARDS」の表彰式に出席。来季、日本ではラストシーズンが濃厚な“2冠”が「優勝できるように」と、3年ぶりの覇権奪還だけを見据えバットを振る覚悟を語った。
2年ぶりに帰ってきた表彰式だ。33本塁打&86打点で立ったセ界の頂点だが、決して満足のいく成績ではない。「目標にしていた数字にはチームとしても個人としても届かなかったですけど、こうして苦しい中でもセ・リーグの中で一番打てた。自信にしていきたい」。打撃タイトルの2冠に、少しだけ胸を張った。
だが、チームは2年連続の5位に低迷。今季は5年ぶりに4番を外されるなど、村上自身が苦しんだ1年でもあっただけに「明るく試合に出続けられたら、もっとチームも変わったんじゃないか」と振るまいとも向き合った1年になった。
シーズン最終戦の自打球で右母趾末節骨を骨折。復帰見込みは2~3カ月とされていたが、全メニューができるまでに回復した。「自分の中でも最後だと思って、日本でやるシーズンだというのは、間違いなくそうなることだと思っています」と来オフのメジャー移籍を目指す中で、覚悟を持って臨む来季がある。「優勝できるように。そのために自分の成績も含めて引っ張っていきたい」。最高の栄誉とともに、海を渡りたい。