【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 2-0 ボーフム(日本時間11月23日/MHPアレーナ)【映像】急降下する「ドライブシュート」 ゴール期待値わずか「2%」の“奇跡のゴール”が生まれた。ドルトムントのMFフェリックス・ヌメチャが放ったミ…
【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 2-0 ボーフム(日本時間11月23日/MHPアレーナ)
ゴール期待値わずか「2%」の“奇跡のゴール”が生まれた。ドルトムントのMFフェリックス・ヌメチャが放ったミドルシュートが、DF2人のわずかな隙間を通ると急降下してゴールの左隅へ。針の穴を通す神ショットに海外のファンも大盛り上がりだ。
ブンデスリーガ第11節でドルトムントは、日本代表MF堂安律が所属するフライブルクとホームで対戦。注目のシーンは1点リードで迎えた40分だった。
ボックス手前中央の位置でボールを受けたヌメチャは、右足のトラップでボールをコントロール。ゴールを一瞬確認して、細かくステップを踏んでから右足を振り抜くと、これがゴールの左隅へと吸い込まれた。
ヌメチャの後ろからのアングルによるリプレイを見てみると、ボールはシュートブロックに入ったMFニコラス・ヘフラーとMFマクシミリアン・エッゲシュタインの間を通り抜けた後に急降下ドライブし、GKノア・アトゥボルは軌道が見えずに反応が遅れている。
このゴールはブンデスリーガ公式サイトによると、24.77メートルの距離から放たれたシュートで、時速102.31キロを記録。そして驚くべきことに、過去の統計データから弾き出されるゴール確率はわずか2%だった。
驚愕の一撃には海外ファンもSNSで反応。「とんでもないゴールだ!」「ブーン!なんて滑らかなシュートなんだ」「3000万ユーロは本物だった!」「とんでもないコースを通った最高のショットだ」「BVBの神だ!」「最近の活躍ぶりは信じられない」「信じられない!」「アンビリーバブルだ!」などヌメチャを称えるコメントで溢れた。
ヌメチャは2023年夏に、ヴォルフスブルクからドルトムントに移籍金3000万ユーロ(当時のレートで約47億円)で加入。昨シーズンは怪我もあり不本意な出来だったものの、今シーズンは多くの出番を得ている。11月20日のハンガリー戦(UEFAネーションズリーグ)ではドイツ代表初ゴールを記録。成長著しい24歳に今後も要注目だ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)