「ACLE・1次リーグ、神戸3-2セントラルコースト」(26日、ノエビアスタジアム神戸) 神戸がMF佐々木の決勝ゴールで天皇杯優勝後最初の試合を飾った。4勝1分で勝ち点13とし、グループリーグ突破へ王手をかけた。「チームとしては後半から距…

 「ACLE・1次リーグ、神戸3-2セントラルコースト」(26日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸がMF佐々木の決勝ゴールで天皇杯優勝後最初の試合を飾った。4勝1分で勝ち点13とし、グループリーグ突破へ王手をかけた。「チームとしては後半から距離感を大事にしようと話していて、その結果僕がフリーになってゴールになってよかった」と振り返った。

 中2日の戦いで、吉田監督は天皇杯決勝から先発メンバー11人全員を入れ替えた。これまでシーズン中に何度も発揮してきた大胆なターンオーバーを実行すると、起用された面々も期待に応える働き。前半40分、FKのボールをDF岩波がヘディングで角度を変えると、中に入っていたDF菊池が長身を生かしたヘディングでゴールネットを揺らした。

 後半4分には、DF広瀬のクロスをクリアしようとした相手選手のオウンゴールで追加点を挙げた。しかし同9分にオウンゴールで1点を献上、同29分には同点ゴールを許した。試合を決めたのは同36分。佐々木がペナルティーエリア中央でMF鍬先のパスを受け、振り向きざまに強烈なミドルシュートを決めた。

 次戦は連覇がかかるリーグ戦の柏戦(30日、三協F柏)。王者は層の厚さを示しながらどんどんギアを上げる。