11月24日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)は『FIBAアジアカップ2025予選Window2』で…

 11月24日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)は『FIBAアジアカップ2025予選Window2』でグアム代表(同80位)に83-78で勝利。西田優大(シーホース三河)は2試合連続21得点の活躍を見せた。

 西田は当初、日本代表合宿の参加名簿に名を連ねていなかったものの、コンディション不良による辞退者が続出したことで急きょ追加招集されることに。21日のモンゴル戦で3ポイント7本を決め存在感を示すと、24日のグアム戦でも3ポイント11本中6本を成功。試合終盤に追い上げられたグアム戦では、1点差とされたところでチームを救う3ポイントを決めるなど、勝負強さも光った。

 一躍スポットライトを浴びることになった背番号19は、「自分たちのミスからこういう展開をつくってしまったのは反省」とグアム戦を振り返り、「自分たちで首を絞めてしまうような展開をつくってしまうと、相手が強くなってきたときに命取りになってしまう。即席なチームとはいえ、そういったところは無くしながら、コミュニケーションをとりながらやっていきたいと思います」とも語った。

 また、自身のパフォーマンスについては、「シュートは“水もの”だし、入るときもあれば入らない時もある」としながらも、シーズンオフの取り組みが好結果に結びついていることを明かし、「ちゃんと夏に準備してきたことが出せた気がします。ずっと準備してきて良かったなと思います」と、安堵のコメントを残した。

 手応えをつかんだ西田をはじめ、日本代表の各選手は所属チームに戻り、今週末30日から国内のリーグ戦へ。西田が所属する三河は、ホームで横浜ビー・コルセアーズと対戦する。