「NPB AWARDS 2024」(26日、グランドプリンスホテル新高輪) 新人王が発表され、セは巨人・船迫大雅投手(28)、パは西武・武内夏暉投手(23)が受賞した。 船迫は巨人からの選出は22年大勢以来、2年ぶり21年目となる。2年目…
「NPB AWARDS 2024」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
新人王が発表され、セは巨人・船迫大雅投手(28)、パは西武・武内夏暉投手(23)が受賞した。
船迫は巨人からの選出は22年大勢以来、2年ぶり21年目となる。2年目の今季はリリーフとして51試合に登板し、4勝0敗、22ホールド、防御率2・37の好成績をマークして巨人のリーグ制覇に貢献した。「(レギュラーシーズン)143試合ベンチ入りすることができたっていうのは、自分の中でよく頑張ったかなと思います」と納得顔だった。
22年にドラフト5位で西濃運輸から入団。社会人と東日本国際大時代を合わせると「合計3回」指名漏れしてプロ入りを果たした遅咲きの苦労人。「一番支えてくれたのは親。周りにお世話になった人たちが助言をしてくれたのが、一番諦めない自分の道になったと思います」と感慨深げに語った。
西武・武内は21試合の登板で10勝6敗、防御率2・17。次点のオリックス・古田島に圧倒的な差をつけ、文句なしの受賞となった。
武内は「自分自身、来季が勝負と感じている。責任感を持って戦おうと思っています」と決意。「入団した時から新人王と思っていたのでとても嬉しいです。途中、離脱もあったが、まだ体力が備わっていない。来季、先発ローテーションでひとつでも勝てる様にしたい」とうなずいた。