マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が不振脱却を期す。 バルセロナ、バイエルン、そして2016年夏から率いるシティでも6度のプレミアリーグ制覇だけでなく、クラブとして念願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたりと順調そ…
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が不振脱却を期す。
バルセロナ、バイエルン、そして2016年夏から率いるシティでも6度のプレミアリーグ制覇だけでなく、クラブとして念願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたりと順調そのものだったグアルディオラ監督。だが、トッテナムとのカラバオカップを落としてから狂いだし、よもやの公式戦5連敗中だ。
グアルディオラ監督のキャリアでも史上初ということで、前例なき不振ぶりだが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、「最初のシーズンで何かを変えていたら、この8年間でプレミアリーグを7回も優勝するなんて無理だっただろう。不可能だ。変えるつもりなどない」と考えを示す。
「これまでの成功から、このプロセスと根底にあるものを強く信じている。信じるべきものは負傷者が最高の状態に戻り、長いことプレーした選手を休ませ、我々のマインドを一変させるような良い結果を掴むことだ。この状況は過ぎ去る。永遠にというわけじゃない」
また、「このチームは長いこと多くの勝利を収めてきたし、こういうことが起きると、『我々は一体何を?』と考え込んでしまうものだ。だが、こういう状況では自分たちの原則にもっと忠実になり、これまでよりもあまり変えないようにしていかないといけない」と続ける。
「これが正しい結果に繋がるのを信じないと。トッテナム戦では最終的に26本のシュートを放って、彼らよりもゴールを期待させるほど、チャンスを作った。我々がすべきはこだわり、より多くのゴールを決め、失点を減らすこと。どこかで勝てれば、心も晴れるはずだ」
26日に行われるチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦に向けた会見でそう話すグアルディオラ監督だが、今週末のプレミアリーグでは首位リバプールとのビッグマッチ。スランプを脱して、リバプール戦に迎えるだろうか。